PriceBreakerの特徴
当サイトでご紹介している自動売買プログラム(EA)PriceBreakerの特徴についてご説明いたします。
1.コンセプト
PriceBreakerのコンセプトは、
『普遍的な裁量トレード手法のシステム化』
です。
『普遍的な裁量トレード手法』とはなにか?ということになりますが、私はそれを『プライスアクショントレード』だと考えています。
私自身、FXの世界に生きるプロの方のお話を聞いてまわり、どうすればFXで利益を上げられるのか日々研究しています。
そんな中、お話を伺ったのが成澤竜児さん。
もともとプロの為替ディーラーをされていた方で、現在はFXに関するブログも公開されています。
成澤さんから伺った話で、特に印象に残っていることがあります。
- テクニカル指標はほとんど見ない。
- テクニカル指標は、参考程度に1日1回見る程度。
- むしろ、チャートすらあまり見ない。
- プライスボードだけ見てトレードしている。
- とにかく『プライスアクション』が大事。
この話を聞いて、私はとても納得がいきました。
というのも、それまでテクニカル指標に基づいた自動売買システムを開発しても、バックテストで全くと言っていいほど利益が上がらず、苦労していたからです。
成澤さんから話を聞いて、それまでのテクニカル指標に基づいたシステム開発から一転、プライスアクションに基づいたシステムを開発するようになって、ようやくバックテストで利益が上がるようになりました。
こうして開発されたのが、PriceBreakerなのです。
2.特徴
というわけで、一般的なテクニカル指標は使用せず、プライスアクションのみに着目して作成されたEA、それがPriceBreakerです。
テクニカル指標を使用しないため、バックテストにおいてもカーブフィッティングの余地が小さく、将来にわたって信頼性が高い結果が得られることが期待できます。また、テクニカル指標を用いるEAと併用することで、多用な相場環境に対応できるポートフォリオの形成が期待できます。
また、1つのEAの中で2つのロジックが同時に稼動しており、高利益と低リスクを同時に目指しています。
3.売買スタンス
スキャルピング系EAに見られるような「利益確定幅<<損切幅」の発注ではなく、「利益確定幅>>損切幅」の発注設定になっています。低い勝率を高い損益レシオでカバーし、“トータルでは”利益が積みあがる、安全安心なEAです。
また、ナンピンは一切行わないため、不測の事態により相場が急変動しても大きな含み損を抱えることがありません。
自動売買システムに多く搭載されているトレーリング機能についても、「利益を最大にし、損失を最小にできるよう」調整されたトレーリング機能が組み込まれています。
4.得意な相場と苦手な相場
どんなシステムにも、得意な相場と苦手な相場があります。それを理解して使うことが大切です。
逆に言うと、ある期間負けが込んでいても、その期間の相場がシステムにとって苦手な環境であれば、それを受け入れることもシステムトレードの醍醐味です。
PriceBreakerは
得意な相場:値動きが激しい・値動きに一定の方向感がある
苦手な相場:レンジ相場
となります。